最後の瞬間に、どう立ち会うか(by代表)

2021/05/03
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 いろいろな患者さんに出会ってきた。

 

私が印象に残っている方の中ですぐ思い出すのは、名古屋の病院で、働いていたときのこと。

 

 

昔は入院日数の制限がなかったのか、数ヶ月の入院の方もいたような。

そんな中でだんだん弱っていく義理のお母さんの介護に、毎日ステーション横の病室に通っておられたAさん。

 

小柄でスマートで優しい方で、まだ未熟な私にもいつも声がけしていただいた。

 

 

 

いよいよ最期かもということで、家族が呼ばれた。

 

かなりたくさんの家族で、いつも見たことのない方ばかりだった。

 

そのご家族の最後の方にAさんは、立っておられた。

 

 

私は、そっとそばに行き近くにいかれたらと声がけした。

 

Aさんは、

 

「私は、ずっとお世話してきたからここでいいんです。」と。

 

 

私だったらつい、一番先頭でお別れすると思うがAさんは、控えめだった。

最期のお見送りの時、いつもこのAさんを思い出す。どういう意味なのだろうか。

 

 

 

 在宅では、死ぬ瞬間に出会えないことも多い。

「死に目に会えなかった」ことを後悔している人もおられるだろうか。

 

いつも、ご家族へのねぎらいの言葉をおかけして最期のケアを始める。

 

さて、どんな死の瞬間が大事なのだろうか?

一人で暗い三途の川を渡るのに声がけが必要なのだろうか。

 

 

 わかることは、私は、一人で死んでいく覚悟を決めて、最後まで私らしく生きていこうと思っている。つまり早めの死に方の遺言はしておこうと思う。一人一人が、自分のしまい方を自分で決めることだろうか。

 

 

もう一つ思うことは、家族で語り合ってほしいということ。

 

家族にはいろいろな歴史があり私たちごときが、短い時間で介入してもほどけない絡まりの糸もある。が、介入にいつもチャレンジしている。

 

特に命のリレーについてお子さん、お孫さん、ひ孫さんに語りかける。

 

 

 

終末期医療の希望について、我がステーションは必ずお聞きすることにしている。

 

今聞くことではないと言われるケアマネさんもおられるが、死に方を問うのは本人含めこれからの生き方を問うているのだ。

 

 

 

偉そうに書いたが明日がんになったらどうするだろう。多分落ち込みパニックになるが必ず受け入れて、孫たちにありがとうといえるだろうと自分をかいかぶっている。

 

 

 

 

株式会社キュアコネクト

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