Googleで場所の検索すると、行ったことある場所に「~日前に訪問した場所です」なんて教えてくれる機能ありますよね。
先日、「訪問看護ステーションてあて」なんてエゴサーチしましたら、
「2年前に訪問した場所です」と出ました。
どうも、無断欠勤3年目の事務長Kです。
さて今日のタイトルは、「色々な文法」です。
私本が大好きで(啓発本とかビジネス書より、小説が好きです。)、
年間100冊くらいは読破しているのですが、
素晴らしい日本語が皆さんにも更に好きになってもらえるよう、様々な文法を紹介していきたいと思います(使命感)。
①倒置法
まずは一番オードソックス且つメジャーな文法です。
通常の言い方とは言葉の順序を逆にして、更に言葉の意味を強める文法ですね。
例
「大仁田厚の電流爆破マッチは、非常に過激な試みでした。」
↓
「非常に過激な試みでした、大仁田厚の電流爆破マッチは。」
となります。ね、簡単でしょ。
②比喩
あるものを他のものに例えて言う文法です、古来中国の古典にも登場し、
フットボールアワーの後藤さんによって確立されました。
比喩にも「直喩」と「暗喩」があり、その違いは下の例文をご覧ください。
例
「大仁田厚は優しさと激しさを兼ね備えた男です。」
↓
直喩
「大仁田厚はジキルとハイドのような男です。」
暗喩
「大仁田厚はジキルとハイドだ。」
わかりましたか?直喩は~のようなという比喩を指す言葉が入っていますが、暗喩にはそれがありません。文字通り暗に比喩を指し示しているのです。
もう一つ、活喩というものもあります。
これはいわゆる「擬人法」です。
例
「電流爆破マッチと大仁田厚は、相思相愛である。」
人でないものを人に例えることですね。
③対句法
次は対句法。これは対象的な言葉を2つ並べることで、互いの言葉の印象を強める文法ですね。
例
「春、大仁田厚と出会い、冬、大仁田厚と別れる。」
ぐっと出会いと別れの叙情が深まりましたね。
④体言止め
文の終わりを、体言(名詞)で止める文法です。
例
「トンネルをくぐると、そこに大仁田厚がいました」
↓
「トンネルをくぐるとそこには、大仁田厚。」
サプライズ感が充実しましたね。
⑤反復法
同じ言葉を繰り返し、言葉の意味を強める。
例
「会いたい、すぐに会いたい。」
会いたい気持ちが伝わってきますね。
⑥省略法
言葉を省略し、余韻を強める。
例
「電流爆破マッチに続いて、来週も電流爆破マッチだ。」
↓
「電流爆破マッチが終わり、また電流爆破マッチ・・・」
来週が怖くなってきましたね。
⑦押韻
最後に押韻ですが、これはつまり「韻を踏む」という事です。ラップと同じですね。
例
「大仁田厚がトイレに立つし、真壁刀義は全力抗議」
と言った感じです。
どうですか?日本語の素晴らしさ、改めて理解して頂けたでしょうか。
当然全て知ってるという方もいらっしゃるでしょうが、
ご存じなかった方は、また文章などを読む際に「アッ!これは〇〇法だ!」
と楽しんでみてください!!
それでは、またお会いしましょう!
プロレスは全日より新日派!事務長Kでした。