24時間体制は楽しい!

2018/07/05
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てあてさんですか?いつもの声。ちょっと来てください。

朝の5時。呼吸が苦しいと言う。寝癖を直して着替えて車へ。

後の家族の準備が心配だから階段に電話を置く。

 お家につく。一人暮らしのAさん。開口一番、ありがとう。

あ~無事だった。呼吸は大丈夫。血圧も脈圧もあり大丈夫。

オムツを変えながら陰部を洗い、体も拭く。陰部の洗浄は学生時代の

卒業研究だったからこだわりがある。

 ね~孫がいるのにこんな時間に呼んでごめんね!。まあ!私が話したことを覚えていてくれたんだ。嬉しくなる。

 看護をとおしてふれあいがあり、私も生かされている。コミュニティの中で声を掛け合い救われる人もたくさんいる。

 24時間体制は職員の負担も大きいが、利用者さんそのご家族の安心がある。

 看護師になりたての頃、先輩看護師が、一人でバタバタ夜勤して夜明けを迎えるといつも達成感があると話していた。あの日の朝日を忘れられない。看護とは責任と感動があると思った。

 もちろん苦情も言われたり、職員が元気がなかったりすると眠れぬ夜もある。しかし、大好きな看護をとおして人に寄り添えるのが生きがい。

 火曜日に24時間の地域密着介護看護連携ステーションの届け出を出してきた。申請が通れば来年2月から24時間で生活も医療も支援できる。鹿児島市内でうまくいけば、ふるさとでも拡げたい。

 Aさんのご配慮の下孫の学校の送り出しもできた。

子育てされていたころ、つまり小さい頃、近所にちょっと小うるさいおばさんがいて、母にそんな子育てではだめよと言っていた。つらかっただろうが、よく教えてもらってはいたが、よそ者の我が家はいなかの異端者だったのか。私の看護の原点はこの集落の思い出にある。

嫌な事にも耳を貸せる大人になりたいがまだまだな未熟な私である。

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